宝物箱
きすはぐの仕事始めは、今年は遅く13日です。
この日は、きすはぐがスタートして4年という記念日であり、私が母となった記念日です。
おぎゃーと泣いて生まれた我が子。
いつも泣いて私のあとを追ってきた赤ちゃんは今はもう社会人です。
チビは高校生です。
そうそう、去年の記念日は何をしていたのかといいますと、お客様がプレゼント用のアイピローを作りにいらっしゃって、「今日は記念日なんだよね」ってお花を持ってきてくれたので、びっくりして泣いてしまったんだった。
お会いして間もないお付き合いだったのに、わざわざ花を買って来てくれた。
そのことがとてもうれしかったのを憶えています。
お客さまとふたりで精油を選んで、アイピローをこさえたあの時間。
それはあの日から動かないけれど
いつでも箱から取り出して、想いに浸ることができます。
みんなそんな箱を持ってるはず。
それは開けたら、くすんでいたり、汚れているものもあるかもしれないけれど、時間薬の魔法で輝き出すときが必ずきます。
記念日とは、そんな箱を開ける日です。
感謝する日です。
今が一番大事というのももちろんだけど、あの日があって今があるし、あの日からずっと続いているものが今の自分です。
続いているんだよ。
それだけで本当は、もうすでにすごいよね。
あの日の自分と今の自分がつながっているなんて、不思議なんだなぁ。
0コメント