家族のごはん
私は手抜き料理が得意です。
炒めたり焼いたり煮たり、ざくざく作って終わりです。
こないだ、そんな私のごはんを食していたムスメが「おいし~」と言いました。
ごはんを食べ終わって温かいお茶を飲みながらムスコが「ごちそうさま~おいしかった~」と言いました。
その日はお刺身でした。
夜仕事がありましたので(言い訳)
ご飯を炊いて、おつけを作り、残り物の煮物か何か出しただけでした。
あぁ、そのひとことだけで私は頑張れるな。
ほんとにほんとにうれしい言葉でした。
毎日飽きもせずせっせとごはんを作ってきたこと。
幼い子供たちが残さず食べてくれただけでうれしかったこと。
今は、家族が「今日ごはんいらないよ~外で食べるから」と言えば、「やったー」と喜ぶ私ですが、ごはんを作るということは、じぶんのためだったんだと思いました。
家族にごはんを作る。
それはじぶんのシアワセ。
温かいお茶を淹れる。
カップを両手に包んで飲む。
シアワセしかない風景。
優しい心を作るごはん。
今日もざくざく作るよ。
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