すてきなafternoon tea time
InstagramにUPしたから
もういいかな~と思ったけど
やっぱりblogにも書いておこ。
本格的なアフタヌーンティーをいただきに射水市へ連れていってもらいました。今回2度目となります。
「こんにちは~」
天真爛漫なマダムが、気さくに迎え入れてくださいます。
まず、ウェルカムティーが出されます。このウエルカムティーはフルーツパンチ。五色のフルーツがまぁるく切り取られかわいい~
5つという数字にいろんな意味があるんだね。
五行説なども5だもんね。
そしてテーブルにいざなわれます。
もうそこは、おもてなしの愛がいっぱいつまっていました。
マダムは「シンデレラの継母になって待っててね~わたしがあくせく働きますから~」と笑顔でおっしゃいました。私たち、爆笑。
アフタヌーンティーの発祥など、歴史の話を聞くのは大好きなので心からわくわくしました。
マナーについてもお話がありました。
ティースタンドは下段のサンドイッチからいただきます。
まず味のうすいものから食べていくんです。
このサンドイッチもっと食べたかった。
カルピスバターが塗られていて、きゅうりがパリパリで、とにかくすごいサンドイッチでした。
次は温料理。
あったかいスコーンを手で割って
クロテッドクリームとジャムをのせていただきます。
このクロテッドクリーム、永遠に食べられそうでした。
次は甘いお菓子です。
マダムは「さぁ毒を召し上がれ~」と笑います。
ここまでいくまでに紅茶は3種類。
すべてマダムがお給仕をしてくれます。
アフタヌーンティーとは社交の場であり、噂話をしないことや旦那さんの自慢をしないことという暗黙のルールがあるそうです。
そして、「このeventが終わる頃にはひとつだけ賢くなっていること」というお話をしてくださいました。さすが、社交の場。
そして、お口直しのティーはお二階へ移動します。
マイセンの美しいカップでルイボスティーをいただきました。
ジンに漬けたお砂糖かな?
お茶を注ぐときれいな音をたてていくのを「紅茶のささやき」と云うそうです。
そのささやき、ちゃんと聴くことができました。
マイセンのカップ、7万円ということを後から知り、割らなくてよかったね~と私たち、安堵。
レモンではなくオレンジを浮かべて、これが本当に懐かしくて優しくて。
カップは目ん玉が飛び出るくらい高級なものばかりで、口あたりがすばらしかったです。
この口あたりを、職人さんたちが創り出しているのかと思うとぐっときます。
そしてまた場所を移動して、ケーキと紅茶をいただきました。
もうおなかいっぱい胸いっぱい。
あっという間に時は過ぎて、さて、帰路につこうと車に乗り込んだ私たち。
魔法が消える時間がやってきました。
シンデレラのガラスの靴はコンバースに。
さっきまで頭の上にティアラがのっていたのにー
晩ごはんの買い出しに、帰りに寄ろうと決めていたスーパーマーケットへ。
女は忙し。切り替えも早し。
馬車はかぼちゃになったけど、車のなかは楽しい空気が満ちて。
連れていってくれた友に、一緒に過ごしてくれた友に、本当に感謝です。
だってひとりではこんな経験できんもの。
毎日の小さな積み重ねがあって、いろいろな人生があって、それが壮大な歴史になってくんだなぁとアフタヌーンティータイムで感じました。
私たちのこの毎日の積み重ねだって、気の遠くなるほどのいつかの歴史に関わるのかも。
私たちがふだん何気なく口にしているお茶も、先人たちの智慧や自然の摂理があいなって出来ている奇跡のようなもの。
そう知って飲むお茶と
知らないで飲むお茶はまったく別物。
知るってそういうことですね。
おトイレも可愛くて写真を~
「どこでも写真を撮っていってね~」と太っ腹なマダムに甘え、写真たくさん撮ったつもりが、帰ったらあんまりなかったよ。
すてきなすてきなアフタヌーンティータイムでした。
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