能登で生まれた香りで
能登産精油プロジェクトさんのツアーに参加させていただきました。
台風も近づいているしドキドキしたけれど、雨の森は木々が喜んでいてとてもとてもきれいでした。
クロモジを探しに森へ。
小枝を折って香りをいただきます。
登山者は、クロモジの小枝を折って一休みすると云われていますね。
人を癒やす香りだから。
ぶなの森にも入りました。
せわしく毎日が過ぎていくけれど、ここにはちがう時間が流れていました。
足元は落ちた葉が重なってふかふかです。
お昼は江戸時代のお屋敷、庄屋中谷家で蕎麦をいただきました。
私は古い建物が大好きなのですが、長居ができないのです。
「気」に負けてしまうという感じ。
けれど、中谷家は不思議と長居できそうな場所でした。
ゆったりと過ごしました。
それから、能登産精油プロジェクトさんの蒸留所へ。
クロモジを粉砕して、蒸らします。
精油が採れるのはほんの少し。
香りが充満してみんなに鎮静が起こりました。みんなあくびしたり、とろ~んとしてきます。
クイズをしたり、プレゼントに精油もいただいたり、おやつ時間もあったりとてもとても満たされた時間でした。
帰ってからクロモジをお茶にしたり、お酒に漬けたりしました。
森の精霊が小さな小瓶に詰まれて、わがやにいます。
精油の精は、精霊の精かも。
精油という命をいただく仕事をもっと真剣にしなくちゃなと思いました。
すべてが神々しくて貴重な経験をさせてもらった。
みんなありがとう。
すべてありがとう。
能登に生まれてありがとう。
能登で生まれたものどうし、わたしもあなたも同じ香り。
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