ヨモギのにおいと心の糸
わさわさ成ったヨモギのはっぱ
たくさん摘んでお風呂に入れる。
このにおい
ん〜ノスタルジー
子どもの頃に草むらで遊んだ、むれたにおいがする。
いつも遊んでたひとちゃんとおそろいのスカート買ってもらって、うれしくて毎日はいていたっけ。
ひとちゃんが水色で、わたしは薄ピンク。あの頃だから、いとはんかユニーか、はたまた中央ビルかでそれぞれの親が買ってくれたもの。
ひとちゃん覚えとるかなぁ。
いつか訊いてみたいな。
家の前でヨモギを摘んでたら、お隣りさんも出てきて一緒に草取りした。
となりに住んでても久しぶりだったのでいろいろ話した。たわいもないことをお互いに。
ヨモギ見てたらヨモギ餅食べたくなったね!って笑う。
わたしたちはきっと、とてつもなく疲れてるね。心が。
はりつめた糸がプツンと切れて、どこかへ行ってしまわないようにしようね。
心の糸、しなやかにしなやかに、たゆんでいようね。
五月の空の下、ほんの10分ほどだったけど、草取り楽しかった。またおしゃべりしてね。
あたりまえのことをあたりまえに。
そんなあたりまえのことを思い出そう。
ヨモギのにおいをいっぱい吸いこんだ今日のことをずっとおぼえていたいなぁと思うのでした。
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