写経〜
秋の夜長、そして秋雨、または秋晴れ。
秋っていろいろな顔を持つ季節。
秋雨は寂しくて、秋晴れは清々しく、どこまでも行けそうで、どちらもゆったりと時間が流れます。
秋は、自分と向き合う絶好の季節でもありますね。
10月の初めに、私の住む町で「山の寺まつり」という催しがありました。
友達とぶらぶら歩いて、いろいろなお寺を巡りました。(その日は10000歩ほど歩いたよ〜)
その中で写経ができるお寺があったのですが、前からやってみたかったので、後日図書館で写経の本を借りて自分流に書いてみました。
母の命日も近いので、書こう書こうわかんないけどやってみようのノリでした。
久しぶりに墨と硯を出して書いていくにつれ、般若心経の意味をもっと知りたい!と思い、本を読んだり、YouTubeでお経を聴いたりしました。
子どもの頃読んだ手塚治虫さんのブッダを思い出し、懐かしいな〜としみじみ。
写経や読経は、瞑想のようだなと思います。
そして、お経は宇宙が映し出されているんだなぁと感じます。
一行でも三行でも、その場所へゆくと、とても心が静かになります。
自分のいちばん好きな場所で、ひとりで書くのがいいと思います。
特別なものはいりません。紙と鉛筆でも大丈夫です。
ちょっとした時間の隙間でいいんです。
心を空っぽにすると、新しいものが入ってきますよ。
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