原点

最近、新しいミシンを購入しました。

これでガーゼを重ねてもスイスイ縫えます。

で、最近はネットでいろんな生地を眺めながら、ひとりむふむふしています。




先日、沖縄の方がアイピローのご注文をくださいました。

それから間もなくして、おなかピローもご購入くださいました。

わぁうれしいな~と単純に喜んでいたら、沖縄のお客さまからメッセージが届きました。

今、台風で外出もままならない状況でピローが濡れていないか心配されていました。

郵便局の方も受付の時に、「飛行機で行くので(荷物が)お時間がかかります」と言っていたし、お届けはきっと台風が去った後になるようです。ほっ。



その沖縄のお客さまがなぜリピートしてご購入くださったかというと、アイピローを家族で取り合いになったのでもう一つ買おうとなった、とのことでした。特に小さな子どもさんがピローを気に入ってくれたのだそう。それは私にとってうれしい報せでした。



お客さまにお礼のお手紙を書いている時、そうそう、うちの子どもたちはおなかをよくこわしていたのでおなかピローが手放せなかったことを思い出して綴りました。そうしたら、ひょこっとわたしのとなりに、あの時の小さな男の子と女の子があらわれました。もちろん幻想です。



そうそう、塩まくらを作り始めたのも、ムスコが「お母さん、塩まくらが欲しいから作ってくれん?」と言ったことが始まりだったね。肩ピローはムスメが肩や腰を痛がっていたので作ったのだったね。



あぁそうか。わたしのピローの原点はここにあったか。

そんな想いがふつふつ湧いて、なんだか酸っぱい気持ちになりました。



今はムスコはパパになり(わたしはババになり)、ムスメは就活で忙しい毎日を過ごしています。

わたしが好きなアロマやピロー作りを続けることができるのも、原点である家族のおかげであり、友人やお客さまがあってこそだと思います。



ハーブをブレンドしてピローにおさめるとき、いい香りが家じゅうに溢れて、とってもシアワセな気持ちになります。仕上がったピローを包むときは、気持ちがパリッとなります。



こういうことを訥々と続けていきたいな。

それが今のわたしの夢かな。



今日も世界のどこかで土から芽を出し花が咲き、命が巡ってゆく。

そんなことを想像しながら、アロマなことをコトコトとやっていこうと思うのでした。



今朝もひとつピローができましたよ♡



kiss hug

石川県七尾市のヒーリングとアロマのお店です。ハーブで優しいピローを作っています。