疲れとりの首あたため
ムスメが、乾燥機から取り出したタオルケットを「あったか~い」と言いながら、頭からかぶっていた。(ちょうど雪ん子のように)
「はう~」という感じで、とてもほっこりしているようだった。
「そうやねぇ。首を温めると、疲れが溶ける感じするよねぇ」と言うと、母の云うことはあまり関心がないようご様子。
首や耳のあたりを温めると、副交感神経がよいしょよいしょと働いてくれる。
あぁそうだ。
肩ピローもちょうどそんな感じ。
私は、自分が作っているピローが大好き。
これで、首の前を温める。
寝た状態で、甲状腺と鎖骨のあたりを加温すると、なんかいい感じがする。
おなかを冷やした時も、丹田に置いておく。
そのまま眠ってしまう。
というか、本当に眠くなる。
気圧が激しく下がることを、今はスマホのアプリが教えてくれる。
頭痛に注意するために、いつも気圧のことを気にしている。
年頃の私のホルモンは、とても繊細になる年頃だから。
そして、夏の疲れがどっと出ないよう、できれば小出しで出ますようにと祈る気持ちで、自分の体とつきあっている。
冷ましたり、あたためたり。
あたためたり、冷ましたり。
必要なことをする。
要らないことを削ぐ。
いつか土に還るこの体を、いつかさよならするこの容れ物を想う。
人って、どんなことがあっても、つらいことがあっても、「緑」をみればリセットされるようにできているんじゃないかな。
それは、草木に触れたり、においをかいだり、お茶をのんだりすることだ。
疲れたら足をとめて、「緑」をみよう。
見ることができなかったら、触れよう。
吸いこもう。
そして、生きるチカラをもらおう。
これからの季節、その「緑」が赤や黄色に移ろう。
それも愉しもう。
小豆ピローのための大量の小豆。
今夜は水に浸して、明日の朝、お鍋でコトコト炊こうかな。
多幸やな。
小豆のふんわりした優しいにおいが、家じゅうに漂うよ。
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